中小企業海外展開シンポジウム
グローバル時代の人材をどう育てるか

近藤　典彦 氏

会宝産業（株）
代表取締役会長

【プロフィール】
1947年生まれ。金沢市出身。1969年、22歳で有限会社近藤自動車商会を創業。金沢市で自動車解体業を始める。1992年に「会宝産業株式会社」に社名を変更。使用済み自動車から取り出した部品をリサイクルして海外80カ国に輸出するビジネスモデルを構築した。

山口　未夏 氏

会宝産業（株）
アライアンス部所属

【プロフィール】
1990年生まれ。福岡県出身。立命館アジア太平洋大学卒。会宝産業が海外で取り組む自動車リサイクル事業に関心を持ち、将来はアフリカに行き、少しでも現場の役に立ちたいと2013年4月に入社。１年間は現場で経験を積み、14年9月に青年海外協力隊となり、JICAの「民間連携ボランティア制度」を活用して、ガーナ食糧農業省の地方事務所に配属された。過剰生産のため、廃棄処分せざるを得なかった地元農産物を使い、ジュースやジャムパンなどの加工品をつくって販売することで現地の女性たちに現金収入の道を開こうと奔走した。

大野　泉 氏

政策研究大学院大学
教授

【プロフィール】
津田塾大学国際関係学科卒業。プリンストン大学ウッドロウ・ウィルソン・スクール公共政策大学院修了（MPA）。国際協力事業団（現在のJICA）、世界銀行、国際協力銀行（JBIC）等を経て、2002年より現職。専門は国際開発政策や途上国の産業開発協力。過去に、外務省「ODA大綱に関する有識者懇談会」委員等を務める。近著に『町工場からアジアのグローバル企業へ―中小企業の海外進出戦略と支援策』（編著、中央経済社、2015年）、『BOPビジネス入門―パートナーシップで世界の貧困に挑む』（共著、中央経済社、2011年）。

山本　美香 氏

青年海外協力隊
事務局長

【プロフィール】
青年海外協力隊（平成元年・家政）としてザンビアへ派遣される。1992年JICA入構。ボリビア事務所長、青年海外協力隊事務局総務・企画担当次長を経て、2017年4月1日より現職。

梅本　真司 氏

青年海外協力隊事務局 次長（国内業務担当）

【プロフィール】
1995年4月JICA（国際協力事業団）入団。青年海外協力隊事務局勤務を経て西アフリカのセネガルへ赴任、以後、一貫して仏語圏アフリカをフィールドにセネガル（2回）、フランス（パリ）に勤務。本部は総務部、地域部（アフリカ中近東欧州部）、課題部（社会開発部）、国際協力人材部などを経て2015年9月～2017年3月末まで、JICAカメルーン事務所長を務め約20年ぶりに青年海外協力隊事務局へ復帰して現在に至る。