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株式会社相馬光学

相馬光学

相馬光学は光分析装置メーカー。光分析と分光技術をベースに、世界の“マザーツール”を作り出している。光分析のベストパートナーとして、顧客のニーズにマッチしたモノづくりに励んでいる。

浦 明子社長

浦 明子社長

光分析が軸 新製品開発に挑む

2023年度は。
「23年後半から調達に苦労していた半導体部材や電子部品が入手できるようになり、製品の出荷がスムーズに行えるようになった。24年1月には、昨年新製品として市場投入したハンディタイプの食肉脂質測定装置65台を出荷した。ほかにも国の研究機関から大型受注を獲得、特注品の引き合いが増加するなど売上高は好調だった」
「特注品をこなしていくには技術力が必須だ。多摩地域を中心に近隣の中小企業が協力し、人材確保や情報交換などを行うための交流を積極的にしている。中小企業同士で経営資源を補完するなど、助け合いながらモノづくりを行う体制の構築が進みつつある」
24年度の取り組みは。
「環境分野への挑戦として、水などに一定程度の有機フッ素化合物(PFAS)が含まれているか、判別する製品開発に取り組みたい。分析機関に依頼する前の発見段階で役立つような手法だ。当社のコア技術は光分析だが、計測器分野にも積極的に関わっていく」
「漁業向けは、まぐろ脂肪含量測定装置をラインアップしているが、新たに魚のブランド化に貢献する装置を開発している。いままで魚を加工しなければ分からなかったようなことが分かる製品だ。製品全般にいえるが、アナログに加え、IoT技術を組み込んだ時代に即した製品作りを展開していきたい」

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