オーナー経営者のための事業継承セミナー

 オーナー企業にとって、事業承継は企業の存亡に関わる重大なテーマです。ところが近時ではご子息がいなかったり、別な仕事に就いてしまっていて会社を継がないケースが急増しています。
 そこで、日刊工業新聞社では、株式会社ストライクと共催で「オーナー経営者のための事業承継セミナー」を開催します。講演には老舗企業経営者や企業経営に精通する有識者をお招きし、同族承継と第三者への事業承継(M&A)の事例を交えながら企業存続の重要性をお話し頂きます。
 希望者にはセミナー終了後に相談コーナーも設けておりますので、是非この機会にご利用下さい。皆様のお申込みをお待ちしています。

申込み多数により福岡名古屋の会場を変更しました。
 各会場のリンクよりお確かめの上、ご来場下さい。

開催概要

場 所
開催日

東京2013年5月30日(木)
  会場:日刊工業新聞社 本社セミナールーム会場案内図

札幌2013年6月5日(水)
  会場:北海道立道民活動センター10F 1020会議室会場案内図

仙台2013年6月12日(水)
  会場:ハーネル仙台6F はぎ会場案内図

大阪2013年6月19日(水)
  会場:日刊工業新聞社 大阪支社10Fセミナールーム会場案内図

福岡2013年6月26日(水)
  会場:日刊工業新聞社 西部支社セミナールーム
     福岡県中小企業振興センター 301会議室会場案内図

名古屋2013年7月4日(木)
  会場:日刊工業新聞社 名古屋支社セミナールーム
     愛知県産業労働センター 1003会議室会場案内図

時 間 14:00~16:30(受付13:30)
主 催 日刊工業新聞社
共 催 株式会社ストライク
【仙台】(公財)みやぎ産業振興機構 【大阪】大阪商工会議所
対 象 中堅・中小企業の経営者または管理部門の責任者
定 員 50名~100名(会場により異なります)
参加費 無料

プログラム

第1部 14:00~15:00
14:00~14:30

老舗企業経営者による承継事例

5月30日(木)
東京

私の事業承継

講師: 株式会社相崎電機製作所 池田 英平 氏

池田英平氏

【略 歴】

1976年長野県出身
1999年株式会社広報社入社
2002年株式会社相崎電機製作所入社
6月 5日(水)
札幌

北海道事業引継ぎ支援センターの役割について

国の委託事業として札幌商工会議所で実施している「北海道事業引継ぎ支援センター」の役割と管内の事業承継・事業譲渡等の動向について

講師: 北海道事業引継ぎ支援センター 統括責任者 村越 憲三 氏

村越憲三氏

【略 歴】

昭和45年伊藤忠商事株式会社 入社
海外勤務などを経て
平成8年株式会社スハラ食品 顧問就任
常務、専務を務めた後
平成23年専務取締役退任、常勤顧問就任
平成24年退職
北海道事業引継ぎ支援センター 統括責任者就任
6月12日(水)
仙台

未来を拓く日本のものづくり
 1.福島製作所:ワインドアップ100 ~復興への道~
 2.社会人として、これからの若者に求められるもの

講師: 株式会社福島製作所 代表取締役社長 立石 吉識 氏

株式会社福島製作所 立石吉識氏

【略 歴】

昭和47年宇部興産株式会社入社
平成12年宇部興産機械株式会社へ 出向
平成15年宇部興産機械株式会社 東京支店長、
名古屋支店長を経て
平成19年株式会社福島製作所 代表取締役
現在に至る
他に、福島産業人クラブ、福島県電子機械工業会会長、
福島商工会議所 工業部会 部会長も務める
6月19日(水)
大阪

事業承継は、熟成すべし

講師: 株式会社中農製作所 代表取締役会長 中農 康久 氏

株式会社中農製作所 中農康久氏

【略 歴】

1971年株式会社中農製作所に入社
1989年全部門を経て、代表取締役社長に就任
2013年代表取締役会長に就任
6月26日(水)
福岡

後継者の心得

講師: 株式会社大建 代表取締役 松尾 憲親 氏

株式会社大建 松尾憲親氏

【略 歴】

平成5年西南学院大学法学部法律学科卒業
同年エヌケーケートレーディング株式会社入社(現JFE商事株式会社)
平成9年エヌケーケートレーディング株式会社退職
平成9年株式会社大建入社
平成10年株式会社大建代表取締役に就任
現在に至る
7月 4日(木)
名古屋

事業承継を振り返って

講師: 中日クラフト株式会社 代表取締役 毛利 陽一 氏

中日クラフト株式会社 毛利陽一氏

【略 歴】

1990年千葉工業大学 工学部 工業経営学科卒
中庸スプリング株式会社 入社
1994年中庸スプリング株式会社 退社
1995年東京理化株式会社 入社
1996年東京理化株式会社 退社
中日硬質クローム工業株式会社 入社(現 中日クラフト株式会社)
1999年代表取締役に就任
社名を中日クラフト株式会社に変更
現在に至る
14:30~15:00

事業継続の現状について

5月30日(木)
東京
7月 4日(木)
名古屋

事業承継における選択肢と課題

 オーナー経営者にとって親族内承継が困難な場合、親族外承継やM&Aなど幅広い選択肢を検討することが求められます。
 本報告では、事業承継の現状を概観しつつ、事業承継の具体的事例から親族内承継、親族外承継、M&Aによる特徴を整理してお話しします。

講師: 島根県立大学総合政策学部准教授/キャリアセンター長 久保田 典男 氏(中小企業診断士)

久保田典男氏

【略 歴】

1996年~2011年3月 中小企業金融公庫(現・日本政策金融公庫)入庫
~2001年3月 大阪支店、大森支店において中小企業向け融資業務、企業審査業務に携わる。
2008年~2011年3月 日本政策金融公庫総合研究所主任研究員
2010年法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科兼任講師
2011年島根県立大学総合政策学部専任講師
2013年現職

【専門分野】
中小企業経営、地域産業振興、中小企業金融、中小企業政策

【主な研究歴】
公庫の調査部門などを通じて、中小企業向け長期資金の融資・審査で培った企業分析のノウハウをベースに 中小企業経営、中小企業金融に関して主に以下の調査・研究を実施。

6月 5日(水)
札幌
6月26日(水)
福岡

老舗に学ぶ事業承継の秘訣

そもそも老舗とは?どうして生まれ、100年200年300年と永続繁盛するのか?その中で途中没落消滅していくのはどうしてか?・・長寿には、何よりも「会社」承継と「家」相続が大前提であり、老舗の形体の繰り返し・ゴールのない駅伝経営が鉄則です。
今回は大阪船場の老舗に焦点を絞り、本音(惻隠の情)と建前(理屈)に切り込み、老舗学の立場から承継の社会的意義・企業的価値を語り合いたいと思います。

講師: 大阪商業大学大学院特別教授・老舗ジャーナリスト、老舗学研究会共同 代表  前川 洋一郎 氏

前川 洋一郎 氏

【略 歴】

1944年 大阪府生まれ 神戸大学経営学部卒業後
1967年 松下電器産業(株)(現パナソニック(株))入社
経営企画室長、e-ネット事業本部長、取締役、関西財界担当役員などを経て
2005年 退職
高知工科大学大学院で博士(学術)取得

専門は企業経営論、経営史『老舗学』。流通科学大学でも教鞭を取る。
大阪商工会議所ツーリズム振興委員会副委員長、日刊工業新聞社キャンパスベンチャーグランプリ大阪審査委員ほか。
主な著書に「カラオケ進化論」(編著)「老舗学の教科書」(共編著)など。

6月12日(水)
仙台

後継者問題と宮城県事業引継ぎ支援センターの概要について

平成24年3月、後継者問題をM&Aの手法を用いて解決するために、公的機関として宮城県事業引継ぎ支援センターが発足しました。本セミナーでは、後継者問題の事例を紹介しながら、当センターの活用方法をご提案します。

講師: 宮城県事業引継ぎ支援センター 統括責任者  木坂 尚文 氏

木坂 尚文 氏

【略 歴】

2005年 弁護士登録(第一東京弁護士会)。在京の法律事務所で知的財産法、会社法、独占禁止法等の一般企業法務に従事
2008年 仙台弁護士会に登録換え
2009年 独立開業
2012年 宮城県事業引継ぎ支援センター・統括責任者(現職)
6月19日(水)
大阪

事業存続の重要性と事業承継対策の必要性・ポイント

Ⅰ.事業存続の重要性  1. 会社は、存続しなければならない
Ⅱ.事業承継対策の必要性・ポイント  1.事業承継対策をしないと、どうなるか(事業承継トラブルの3事例)
 2.3つの事業承継とそれぞれの課題
 3.事業承継フローチャート
 4.承継の方法とメリット・デメリット
 5.大阪府事業引継ぎ支援センターについて

講師: 大阪府事業引継ぎ支援センター 統括責任者 上宮 克己 氏

大阪府事業引継ぎ支援センター 上宮克己氏

【略 歴】

昭和61年株式会社フクトク銀行(現 株式会社近畿大阪銀行)入行
平成12年箕面商工会議所 入社
(経営指導員として1年勤務を経て、
2001年4月1日より中小企業相談所所長として勤務)
平成16年上宮経営開発研究所 開設
(H16年6月 株式会社 上宮経営開発研究所 代表取締役に就任)
平成20年独立行政法人 中小企業基盤整備機構 事業承継コーディネーター
平成24年現職
休憩 15:00~15:10
第2部 15:10~16:30
15:10~16:00

コンサルタントによるM&Aに関する基礎知識

後継者不在で悩んでいる経営者のためのM&A活用法

世代交代期を迎えた経営者にとって事業承継問題は避けて通れません。 講演では事業承継の選択肢を説明するとともに、万が一、適切な後継者がおらず、M&Aを選択する場合の進め方や注意点について事例を交えて解説いたします。

5月30日(木)
東京
6月 5日(水)
札幌
6月12日(水)
仙台

講師: 株式会社ストライク 代表取締役 荒井 邦彦 氏 (公認会計士)

株式会社ストライク 荒井 邦彦 氏

【略 歴】
1970年千葉県生まれ。大手監査法人に勤務後、1999年にM&A仲介会社、株式会社ストライクを設立し代表取締役に就任。会計事務所業務は一切行わず、後継者問題に悩む中堅中小企業、事業の集約や規模拡大を図る企業などの間を取り持つ。
現在までに700社以上のM&Aに関与している (2013年3月末現在)。会計事務所や法律事務所との協業による成約も多い。

主な著書に「オーナー経営者のためのM&A活用法(大蔵財務協会)」「創業者のかしこい選択M&A(イカロス出版)」、「株式評価の実務(中央経 済社、分担執筆)」など。

6月19日(水)
大阪
6月26日(水)
福岡

講師: 株式会社ストライク 取締役 石塚 辰八 氏

株式会社ストライク 荒井 邦彦 氏

【略 歴】

1973年東京都出身
1997年信金中央金庫 入社
2005年株式会社ストライク 入社
製造業、運送業、不動産業、サービス業など幅広い業種のM&Aを手掛ける。
事業承継対策としてのM&A支援を得意としており、これまでに多数のオーナー経営者の後継者問題を解消している。
7月 4日(木)
名古屋

講師: 株式会社ストライク 名古屋営業所長 金田 和也 氏(公認会計士)

株式会社ストライク 金田和也氏

【略 歴】

2006年あずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入社
金融機関向け監査証明業務を経験
その後、ストライクへ入社
M&Aのアドバイザーとして数多くのM&A成約に携わる。
名古屋営業所の開設と共に所長に就任し、中部エリアのM&Aを活用した後継者不在の解決や事業拡大戦略のサポートを行っている。
16:00~16:30

経営者による企業売却事例

5月30日(木)
東京
6月12日(水)
仙台

グローバリゼーション・日本の精神・承継の心得

父親から受け継いだ会社を液晶ガラスの搬送装置メーカーに育て上げ、売上は倍々ゲームで増え続ける。年商は2億円から一時期29億円を突破する超成長企業となる。
その後、事業の選択と集中、再編の決断をし、株式会社ダイフクへ事業譲渡。
時代の大きな流れ、そして会社の大きな変革の中で体感したことを、グローバリゼーション、日本の精神、そして承継の心得という3つのキーワードになぞらえてお伝えしていきます。

講師: 株式会社f岩崎 代表取締役 岩崎 光政 氏

株式会社f岩崎 岩崎光政 氏

【略 歴】

1949年埼玉県大宮市(現さいたま市)生まれ
小学校1年生まで新潟県村上市で育つ。その後東京へ
工学院大学工学部機械科に進学
1983年父親から経営を引き継ぎ、株式会社岩崎製作所の代表に就く
2012年事業の選択と集中、再編のため事業譲渡
現在は、f岩崎を設立し第3種医療機器の製造・販売を行う
6月 5日(水)
札幌
6月19日(水)
大阪

私がM&Aで守りたかったもの

大手通信会社の孫請け会社として、創業から40数年。地道に技術の伝承を行い技術者は育て上げたが、後継者を育てることが出来ず、自身を含め役員の高齢化を理由にM&Aでの売却を決意。その過程と結果を、自身の心情と重ねながらお話しいたします。

講師: 株式会社テレトニー 顧問 鈴木 一義 氏

株式会社テレトニー 鈴木 一義 氏

【略 歴】
大手通信会社での在職経験をもとに、仲間同士で通信工事会社を設立。
技術は仲間に任せ、自身は営業と経営に集中する。譲渡を考えたきっかけは、経営陣の高齢化。後継者を育てる間もなく、仲間同士で乗り切ってきたことが裏目に出た。
譲渡先は、同業種か異業種か思案を重ねたが、営業力のある不動産会社への売却を決断。現在はテレトニーという社名を残し、自身は顧問として経営に携わる。現在72才

6月26日(水)
福岡

私が会社を譲渡した理由

講師: 株式会社エフ・イー・シー 前代表取締役 野崎 敦雄 氏

株式会社エフ・イー・シー 野崎敦雄氏

【略 歴】

1975年超高真空機器の開発と製造を行う不二越エンジニアリング株式会社を設立
2000年海外を含め高い評価を得る非接触駆動伝達機構「マグトラン」を開発。
社名を株式会社エフ・イー・シーに変更
その後、後継者不在を解決するためにM&Aを決断。2006年に上場真空装置メーカーへ会社を譲渡。要請により代表取締役社長に継続就任。飛躍的業績向上を実現したのち、現在は退任。
7月 4日(木)
名古屋

私が会社を譲渡した理由

講師: 株式会社ビジネスラポール 代表取締役 鈴木 丈織 氏

株式会社ビジネスラポール 鈴木丈織氏

【略 歴】
東京大学法学部卒業。
米国UCユニオン大学にて心理学博士号、セント・トーマス大学にて精神医学博士号を取得。
1983年第7回世界精神医学学会にて、資質開発(AQ)のアティス進学理論を発表。セールス&マーケティングに実践応用し、高い実績をあげている。
2011年、自身の体力的な不安を機に日本学校の譲渡を決意。ストライクの仲介を通じてM&Aが成約した。

無料相談コーナー(事前登録制) 16:30~17:00