日本企業への進出支援
日本と世界をつなぐ架け橋

日本と世界をつなぐ架け橋 日本企業の進出支援に取り組んできたエヌ・アール・ダブリュージャパン

日本企業の「チャレンジ」を後押しするのがNRW州経済振興公社の日本法人であるエヌ・アール・ダブリュージャパン。今年設立20年の節目を迎える。NRW州経済振興公社初の海外拠点として設立された現地法人が、この日本であったことからも、両国の経済交流の歴史の深さがうかがえる。

現在、同州に拠点を置く日系企業は約500社。ドイツへの進出企業数ではナンバーワンの地位を築く。エヌ・アール・ダブリュージャパンは、うち約半分の進出支援に携わってきた。

流暢(りゅうちょう)な日本語を駆使して州の施策紹介や企業誘致で全国各地を飛び回るゲオルグ・ロエル社長は、両国の経済関係が新たな展開を迎えつつあることを実感している。進出企業が携わる産業分野の拡大や、中堅中小企業へのすそ野拡大、さらに最新テクノロジー産業の躍進により立地拠点に対するニーズの変化も顕著だ。いずれにしても根底にあるのは現代社会が直面する、ありとあらゆる課題に日独両国が手を携えどう克服するかいう視点。「両国は重要な分野で一層深い関係を築くでしょう」と展望する。

専門的な能力を持つ仲介役として、経済拠点NRW州に関するさまざまな情報を提供し、日本企業の進出支援に取り組んできたエヌ・アール・ダブリュージャパン。グローバル化の一層の進展や世界が直面する資源やエネルギー問題。企業にとって、こうした事業環境のめまぐるしい変化に対応することは、一方で、ビジネスチャンスの拡大を意味する。国や地域を越え、日本企業に成功をもたらす、架け橋として同社の存在感が高まっている。

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